Q:サイトの更新を多くした方が良いと聞き、日々ブログ更新を頑張っていますが、ネタもないし、なにより面倒で続きません!
こんにちは!HP-NAVI編集部です。先日、こんな質問をいただきました。
サイトの更新を多くしたほうが良いということで、ブログを頻繁にアップするよう、とあるウェブコンサルタントからアドバイスをもらいました。
そこで日々ブログ更新を頑張っているのですがネタもないし、なにより面倒で続きません!何かいい方法はありませんか?
その気持ち、わかりすぎます。
「ブログ書かなきゃ…でも書くことないし、そもそもめんどくさい!」
この記事では、「ブログを更新しなきゃいけないの?」「ネタがないよ!」「めんどくさいよ!」の声にお答えしていきます。
ブログを更新しなきゃいけないの?
さて、「サイトの更新は多いほうがいい」とよく言われますよね。そして、それには“ブログが適している”とも。
でも、ここで言う「ブログが適している」というのは、書く内容がブログっぽいものである必要があるという意味ではありません。
実際には、「ブログのように簡単に記事を追加・更新できる仕組み」が便利だというだけの話で、内容がブログである必要はまったくないのです。
むしろ、「ブログ形式」で無理やりネタをひねり出すよりも、自社の特性に合った更新内容を別の形で発信したほうが、はるかに効果的なことも多いんです。
そして、「サイトの更新が多い方がいい」というのは事実です。
「更新しているサイト=生きてるサイト」と見なされるため、やはり定期的な更新にはメリットがあります。
- サイト内のページ数が増え、SEOに強くなる
- 「ちゃんと更新されている感」が出て、信頼につながる
- 見込み客に、自社やサービスへの理解を深めてもらえる
特に2つ目に関しては、重要です。
更新がまったくないと、「今もこのサービスは動いているのかな?」と不安に思われ、ユーザーに敬遠されてしまうこともあります。
お店のホームページで「最終更新が3年前…」なんてのを見ると、「あれ?このお店、まだやってるの?」とちょっと不安になりますよね。そんな経験、ありませんか?
はじめは2カ月に1回ぐらいのペースでも大丈夫。定期的な更新を目指しましょう!
ネタがないよ…どんな内容を投稿すればいいの?
さて、先述したように、定期的な更新は大切だけど、内容は「ブログ」じゃなくてもOKです。むしろ「ブログ」じゃないほうがいいとまで言えます。
「ブログなら続けやすいでしょ?」ということで世の中では「ブログでサイトを育てよう!」なんてよく言われますが、正直なところ、ブログこそが一番めんどくさいかもしれません。
ネタがなくて、とりあえず「今日のお昼ごはん」をアップしても、それを見たユーザーにとっては意味がなく、むしろそんな記事なら載せないほうがマシということも。
大事なのは、ページが増えてサイトに動きが出ることです。
サイトに載せられる「更新系コンテンツ」にはいろいろな種類があります。
自分や自社に合った形で、無理なく続けられるものを選んでみてはいかがでしょうか?
サイトの“更新系コンテンツ”いろいろ

ニュース/お知らせ系
新商品や新サービスを展開する業種であれば、その都度「ニュース」としてサイトに掲載するのがおすすめです。
また、キャンペーン情報や季節限定商品などの期間限定のお知らせも、逃さず発信していきましょう。
さらに、「メディアに掲載されました!」「取材されました!」といった話題も、立派なニュース。信頼感アップにもつながるので、ぜひ積極的に載せてください。
それから、意外と忘れがちな、夏季休業のお知らせ、年末年始休業のお知らせで年2回の更新が確保できます。笑
イベント・セミナー告知&レポート
SNSだけでイベントやセミナーの告知を済ませていませんか?せっかく開催するなら、自社サイトにも掲載して情報を残しておきましょう。
検索で見つけてもらいやすくなり、後から内容を確認したい人にも親切です。
さらに、開催後の様子を写真つきでレポートすれば、活動の信頼性や熱意も伝わりやすくなります。
次回の参加を検討している人への後押しにもなりますし、蓄積されたレポートは立派な実績にもなります。
実績系
クリエイティブ系やサービス提供型のビジネスであれば、「どんな仕事をしているのか」はとても重要なアピールポイント。
「こんな仕事をしました!」と、実績として紹介することで、サービスの具体的なイメージを持ってもらえ、信頼感にもつながります。
更新ネタとしても安定しているので、積極的に追加していきましょう。
お客様の声・レビュー
お客様からいただいた感想は、第三者のリアルな意見として、とても説得力があります。
特に初めて利用する人にとっては安心材料になりますし、リピーターづくりにもつながります。
また、マイナスな声も「こう改善しました」と合わせて紹介すれば、誠実な姿勢が伝わって信頼度もアップします。
どんな業種でも活用しやすい、強力なコンテンツです。
よくある質問
お客様からいただいた質問を、そのままコンテンツにしてしまうのもとてもおすすめです。(この記事もお客様からの実際の質問をネタにしています)
何気ない質問も、実は他の方にとっても役立つ情報かもしれません。
そのまま「よくある質問」としてまとめておけば、問い合わせ対応の手間が減るだけでなく、ユーザーにも親切です。
さらに、検索エンジンにも拾われやすく、自然とアクセスアップにつながるのも大きなメリット。
ネタに悩まず、実務にも役立つ一石二鳥の更新コンテンツです。
お役立ちコラム
自社の専門知識を活かしたコラムは、唯一無二の強みになるコンテンツです。
製品やサービスの使い方、活用例、トラブル時の対処法など、ユーザーの役に立つ情報を発信しましょう。
その製品・サービス・業界に精通している自分たちだからこそ発信できる最強のコンテンツです!
ユーザー目線の読みごたえのある記事にすることで、「この会社、詳しいな」「信頼できそう」と思ってもらえる可能性が高まります。
積み重ねれば、立派なオウンドメディアとして育てていくこともできます。
スタッフ紹介
スタッフのプロフィールを紹介するページは、親しみや信頼感を持ってもらえるきっかけになります。
とくに接客業やサービス業では、「どんな人が対応してくれるのか」が選ばれる大きなポイントになることも。
また、採用面でも効果的で、「どんな雰囲気の職場なのか」「どんな人が働いているのか」が伝わることで、求職者の安心感にもつながります。
新しいスタッフの入社や、資格取得・昇格のタイミングで更新すれば、定期的な情報発信としても活用できます。
ブログ系
日々の出来事や個人的な発信は、人柄が伝わって信頼感につながることもありますが、公式サイトでの発信には注意が必要です。内容によっては雰囲気がチグハグな印象を与えてしまうことも。
そのような内容は、個人のブログやSNSなど、別の発信媒体を活用するのがおすすめです。
ただし、例えばスタイリストが自分の毎日のコーディネートを紹介する、不動産業者が取り扱いエリアの美味しいお店を紹介するなど、事業と関係があり、かつユーザーにとって役立つ情報であれば、立派なお役立ちコンテンツとして自社のユニークな強みにもなります。
「その発信が、訪問者にとって有益か?」「自社の強みにつながるか?」を判断基準にして、公式サイトに載せるかどうかを考えてみましょう。
さて、ここまで更新系コンテンツをご紹介してきました。「こうしてみると、意外と更新できることがあるなぁ」と思ってもらえたら嬉しいです。
それでもやっぱり…「めんどくさい」あなたへ

それでも、やっぱり、「めんどくさい」「やらなくちゃと思うのがストレス」…そんなあなたに2つの解決法をご紹介します。
1:「やらない」と決めて、更新系コンテンツをホームぺージに載せない
「やらない」と決めてしまいましょう!
更新系コンテンツをホームぺージに掲載しない!と決めたら、ホームぺージに日付が出るようなコンテンツを置かない設計にしましょう。
これで更新されていない古いサイトと思われる心配もありません。
最終更新日が数年前のお知らせをトップページに残しておくぐらいなら、何もないほうがマシなのです。
サービス紹介ページ・会社概要など他のコンテンツがしっかりしていればホームぺージとしてはなんの問題もありません。
ホームぺージの更新で毎回悩むのであればスパっとやめて、他の自分のやるべきことに力を注ぎましょう!
そのうち時間が空くようになったり、書きたいものが出てきたりしてから更新系コンテンツを始めても遅くはありません。
2:誰かに任せる!
「やらなきゃとは思うけど、どうしても手が回らない」…
そんなときは、無理にがんばるより“任せる”という選択をするのも立派な戦略です。
本業に集中したい方こそ、更新や発信のことはプロにおまかせください。
HP-NAVIでは、月額プラン内で更新し放題の運営サポートを行っています。
「ちょっとしたお知らせを載せたい」「文章がまとまらないから代わりに考えてほしい」そんなご要望にも対応。
テキスト作成や画像制作のサポートも行っているので、何を書けばいいかわからない方でも大丈夫!
面倒な作業はお任せで、“ちゃんと動いているホームページ”を、あなたに代わって育てていきます。
「やらない」と決めるのも良し。
「誰かに任せる」と決めるのもまた、賢い選択です。
「やる」と決めたあなたへ
「なんとかできそうだ!」「やってみよう!」と思った方は、まずは2カ月に1回のペースからがおすすめです。
1年間に6回の更新ならなんとかなりそうと思いませんか?夏季休業のお知らせと、年末年始休業のお知らせと、あとたったの4回です。
ちょっとしたお知らせや、実績紹介、お客様の声などを年に4回。これだけでも、しっかり“更新されているサイト感”は出せます!
更新内容に悩むようであれば、HP-NAVIにご相談ください!
更新ネタのアドバイスから、文章作成・画像のサポートまで、更新作業まるごとお手伝いします。
無理せず、でも“ちゃんと動いているサイト”を目指すあなたを、しっかり支えます。
まとめ:大事なのは“自社に合ったやり方”を見つけること
ブログじゃなくていい、毎月じゃなくてもいい、やらないと決めてもいい。
「更新はしたほうがいい」とはよく言われますが、すべての会社やお店にとって、それが同じ形である必要はありません。
大切なのは、無理をして頑張り続けることではなく、続けられるやり方で、自社の魅力や信頼感をコツコツと積み重ねていくことです。
また、「やらない」と決めてスッキリするのもひとつの選択ですし、「誰かに任せる」ことで本業に集中するというのも賢い判断です。
ホームページの更新は「やらなきゃならないタスク」ではなく、お客様との関係を育てるための手段のひとつ。
だからこそ、自分たちにとってちょうどいい距離感と方法を見つけて、気負わず、でもしっかりと取り組んでいきましょう!
「更新、ちょっと頑張ってみようかな」と思ったら、HP-NAVIにご相談ください!
文章が苦手な方も、アイデアが浮かばない方も大丈夫。あなたのペースに合わせた、無理のない“続けられる更新”を一緒に考えます。